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■生き物を飼うということ

　最近のペットブームでペットを飼う人が増えてきました。犬、猫、小鳥、はてや珍しいサルやイグアナ、蛇などの爬虫類まで様々です。どのペットも飼い主にとっては大切な家族の一員でしょう。しかしその反面、責任感のない飼い主もたくさんいます。道端に捨てられている子猫、餌を探し回っている野良犬。これらはみんな無責任な飼い主に捨てられた可哀想な動物達です。現在、このような捨てられた動物達はほとんどが保健所に連れていかれ、安楽死をする運命なのです。また、捨てられたペットが、繁殖し本来日本にはいないはずの種類の動物が大発生し、自然の生態系を破壊したりする恐れもあります。さらには、虐待などのどうしようもない飼い主もいます。毎日の世話（餌を与える、掃除など）が出来ない飼い主もいます。生き物を飼う前に、まず最後まで責任持って世話が出来るか考えてみましょう。“いきもの”は“おきもの”ではないのだから。